エポキシのブログ
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(ゲルマジックで車のドアミラーを修理する)
埋め込まれているボルトが基部ごと壊れたようです。
ゲルマジックを使って基部を再生して修理する様子です。
0:16 溶剤で拭いています。これは表面を脱脂してきれいにしているところです。
0:21 周囲にドリルで穴を開けています。これは、接着剤が入り込むようにして強度を出すため
0:27 ガストーチの炎を表面に軽く当てます。プラスチックの表面に活性基ができて接着力が増します。火炎処理(flame treatment)
0:36 ゲルマジックを混合して、壊れたボルト穴部分に盛り付けています。周囲に流れ出ないようにテープで覆っています。
1:00 ゲルマジックが硬化してからヤスリで削って形を整えます。
1:12 再び、溶剤で拭いてから火炎処理
1:24 ファイバーグラスクロスを用意して、ゲルマジックを塗り付け、補修部分に貼り付けます。
1:50 ボルト穴を開け直します。ボルトを接着します。車に取り付けて完成。
ゲルマジックはけっこう粘りが強いのでこの動画のように盛ったりできます。
動画ではファイバーグラスクロスに塗っていますが、粘りが強いので浸透性はあまりよくありません。動画でやってるように、ヘラなど使って強く塗り込むようにしなければなりません。
この動画でもうひとつ注目は火炎処理です。
接着の難しいプラスチック、たとえばポリエチレンやポリプロピレンの接着力アップに有効です。
ゲルマジックはこちらで取り扱っています。→ ゲルマジック