エポキシのブログ
メーカーの動画を見よう - 8(エポキシの計量と混合)
「エポキシの計量と混合」
2液型のエポキシは、正確に計量してよく混合すればまず失敗はありません。
失敗して硬化不良を起こした場合、それを直すには大変な労力を使います。そんなことにならないよう、確実に計量と混合を行ないましょう。
エポキシを扱う前には必ず手袋をしましょう。
システムスリーの低粘度エポキシやエポキシ接着剤の混合比は、ほとんど 1:1 か 2:1 です。(体積比で)
液体のエポキシは、目盛り付きのカップで計量することをおすすめします。最低30秒は混ぜてください。容器の内壁に付いたエポキシもこそげ落としてよく混ぜましょう。
10分以内に使い切れる量を混合してください。急に発熱して使用できなくなることがあります。
パテやペーストは、はかりで計量することをおすすめします。
A剤とB剤は色が異なります。色が均一になるまで混ぜてください。目で見えるのでパテの混合は簡単です。
---私からのコメント---
自分なりのルールを決めておくと間違いが起こりにくいです。たとえば、「計量容器を使うときは、A剤から先に入れ、次にB剤を入れる」とか。
普段と違うことをするときに間違いが起こりやすいものです。
何度も計量と混合をするのが面倒だからといって、たくさんのエポキシを混合すると、硬化熱で急に熱くなってエポキシが使用不能になるおそれがあります。注意してください。
ビデオでも言ってるよう、10分以内に使い切れるくらいの量を混合してください。ただ、気温やエポキシの温度が高い場合は、もっと短時間で発熱します。
●計量容器の詳細と販売は → こちら