GIMER-STICK

エポキシのブログ

着色剤について(メーカーのブログより)

システムスリーのサイトにあるブログを訳してみました。

エポキシ着色剤

「着色剤」についてです。
ペースト状なので液体のエポキシに簡単に混ざります。色も7色(白、黒、茶、青、黄、緑、赤)そろっています。また、それぞれの色を混ぜて別の色を作ることもできます。
たとえば、
白+黒=灰色
赤+黄=オレンジ
赤+青=紫
といった具合。絵の具の混色と同じです。

色付きのエポキシコーティングをする場合には大変便利なシロモノです。

ただ、注意することは、下のブログ本文にもありますが、着色したエポキシコーティングは紫外線によって劣化しますので、日光に当たるところではエポキシコーティングの表面を紫外線吸収剤を含む塗料で保護塗装してください。
保護塗装には、WR-LPUあるいはスパーウレタンヴァーニッシュがおすすめです。

エポキシ着色剤、紫外線吸収剤を含む塗料(WR-LPU、スパーウレタンヴァーニッシュ)の販売はこちら

下の囲みの中の文は、メーカー(システムスリー)のサイトのブログを私が勝手に訳してみたものです。
これについての問い合わせには私はお答えできませんのであしからず。
私は英語はあまり得意ではありません。上手な訳ではありません。
間違いがあったら指摘してください。

原文を直接見たい方はシステムスリーのサイトをどうぞ・・
システムスリーのサイト→http://www.systemthree.com/

エポキシペースト着色剤

我々のペースト着色剤は、純粋で乾燥した色付きの顔料をエポキシ樹脂の中に分散して混ぜたものです。
これらは流動的で簡単に計量することができ、溶剤を含まず、他の色と混ぜることで別の色を作ることもできます。
エポキシ樹脂(Part A)に混ぜてあるので、エポキシシステムで反応するため硬化後の特性を変えません。
正しい使い方は、ペースト着色剤をまずエポキシ樹脂(Part A)の方に混ぜます。それから、その量に合った比率で硬化剤(Part B)を加えます。

着色剤の量、下地の色、使われている顔料、塗膜の厚さ、その他に加えられる充填材(フィラー)など多くの要因によりますが、透明なエポキシ樹脂を半透明あるいは不透明にすることができます。
ペースト着色剤は非常に濃縮されており、どのような割合でも混ぜることができますが、最大でも混合したエポキシに対して約10%(体積比)までと考えてください。

二つあるいはそれ以上の着色剤を混ぜる場合は、「マスターバッチ」(エポキシ樹脂(Part A)にあらかじめ着色したもの)を作っておき、必要に応じて硬化剤(Part B)を混ぜるのが最も簡単です。マスターバッチを作っておくことで、着色剤を混合するたびに微妙な色違いを生じることを防ぐことができます。
このエポキシ樹脂(Part A)を着色したマスターバッチは安定しているので、保存しておいて後からでも使うことができます。 しかし、着色したエポキシが2日以上経過しているなら、着色剤が沈殿しているかもしれないので再使用の前によく混合するとよいでしょう。

これらの着色剤でエポキシコーティングを不透明に着色することはできますが、これは硬化したエポキシの耐紫外線性を改善するものではありません。 もし日光を長期間浴びるならば、硬化したエポキシを紫外線吸収剤を含んだ透明な塗料で保護してください。
システムスリーのWR-LPUクリヤートップコートあるいはスパーウレタンヴァーニッシュは、紫外線からの保護に最適の塗料です。すべてのエポキシは時間が経てばわずかに黄ばんできます。しかし、通常は白の着色剤の場合でのみ分かる程度でしょう。

システムスリーのペースト着色剤を使うと、多くのプロジェクトで液体エポキシを装飾的に使うことの可能性を簡単に広げることができるでしょう。